自動洗浄式ろ過装置
フィルトマット M100型

  • スポット吸引洗浄タイプ
  • 軽量・簡易
  • ろ過精度80ミクロン~
  • 工業
  • エネルギー産業
  • 上下水道
フィルトマット M100型

簡易構造によりコストダウンを実現した
低負荷原水用フィルター

M100型はフィルトマット スポット吸引洗浄タイプの中でも、
重量22kgからの軽量ローコストな自動洗浄式ろ過装置です。

オートストレーナと類似した仕様で、小型軽量のモデルから
大型の大容量モデルまで展開する優秀な自動洗浄式ろ過装置です。

フィルトマット スポット吸引洗浄タイプについてはこちら

目開き80ミクロン~500ミクロンのスクリーンにてSS(夾雑物)を除去します

オートストレーナでは頻繁に目詰まりする/ろ過精度が不足する。
砂ろ過ではオーバースペックな上、運用上の手間とコストが重い。

そのようなシーンで最適なろ過装置がフィルトマット スポット吸引洗浄タイプです。

M100型の主なろ過対象(原水)

工業用水

河川水

地下水

M100型の主なろ過対象(工場・プラント内)

冷却循環水

プロセス水

排水

フィルトマット スポット吸引洗浄タイプ
共通の特徴

スクリーンに汚れが堆積すると、筐体内に圧力差が生じます。
フィルトマットはその圧力差を検知し、自動で洗浄を行ないます。

または予め設定したタイマーに従って洗浄を実行します。
洗浄に人の手を要しないため、省人化・安定運用を実現します。

フィルトマット スポット吸引洗浄タイプでは洗浄中もろ過を継続可能です。
排水量が極めて少量のため、洗浄中の流量減少が少なく、ろ過水の供給を継続可能です。

スポット吸引洗浄による強力な全面洗浄により、従来型のオートストレーナではすぐに目詰まりしてしまう原水でも目詰まりしにくく、運用の手間を削減します。

強力なスポット吸引洗浄だから可能にした3次元形状のスクリーンは、SS(夾雑物)の除去において同じ目開きの一般的なスリット式メッシュスクリーンに比べ圧倒的除去性能を発揮します。

フィルトマットは砂ろ過と異なり、基礎工事不要。
省スペースなろ過装置でありフランジ付けで容易に導入可能なため、稼働中のラインに後付けで水ろ過装置を導入したいケースでも適合します。

フィルトマット スポット吸引洗浄タイプの特徴について、詳しくはこちら

M100型独自の特徴

電動機不使用でシンプルかつより環境にやさしい構造

電動機を使用せず吸引水流を用いて洗浄機構の回転力を生成するため、より環境にやさしい構造になっています。*制御電源は必要です。

除去対象物の例(固形物)

  • 珪藻類
  • スライム
  • スケール
  • 鉄粉
  • 砂塵
  • プラスチック片
  • イオン交換樹脂片
  • 木片
  • 水中生物
  • 切削粉
  • 貝類
  • ほか微細な夾雑物

M100型の導入事例

M100型の機構と動作

ろ過プロセス

ろ過プロセス

原水は入口配管(1)からフィルター内部に流入し、最初にコーズスクリーン(2)の外側から内側に抜けます。

原水は次にファインスクリーン(5)エリアに移動します。ここで原水がファインスクリーン内側から外側に抜けることにより、選定目開きに応じたろ過が行われ、ろ過された水は出口配管(9)から後段のラインへと圧送されます。 コーズスクリーンは洗浄システムの正常動作を阻害する大きな流入物の侵入を阻止し、ファインスクリーンは選定目開き以上の微粒子を捕捉します。

ファインスクリーン上に一定の微粒子が堆積すると、フィルター原水側とろ過水側において差圧が発生し、一定差圧に到達すると自動洗浄が開始されます。

自動洗浄プロセス

M100型フィルターの洗浄プロセスは、事前に設定されたフィルター原水・ろ過水間の差圧値、またはタイマーのいずれか早い信号で起動します。

洗浄プロセスは、制御盤の電気信号によりドレン弁(8)をオープンして、吸引ノズル(6)からドレン配管へ流れる洗浄水流で水圧モーター(7)が回転を始めた時点で開始されます。

フィルトマットの特徴であるスポット吸引洗浄方式は、原水送水圧力とドレン配管末端の大気圧との圧力差で自然に生じる急激な水流の力を利用しているため、自然エネルギーを利用して驚異的な洗浄力を発揮します。

独自の設計によりこの自然水流の勢いを最大限に高めながら、吸引ノズルがセットされたダートコレクターが水圧モーターにより回転、そして水圧ピストンにより上下または前後(機種により異なります)に動くことにより、ファインスクリーン上に堆積した全ての箇所の微粒子を余すことなく強力に吸引し、洗浄排水として水圧モーター室(4)を通じてドレン弁から外部へ排出します。
この一連のプロセスによりファインスクリーン上に堆積した微粒子は除去され、洗浄は完了します。

なお、洗浄はあくまでも吸引ノズルがある箇所しか行われていないため(スポット洗浄)洗浄排水量はごくわずかであり、吸引ノズルと接していないその他のファインスクリーンエリアではろ過が継続されるため、洗浄中でも通水を停止する必要がありません。

洗浄に要する時間は最小6秒~最大15秒であり非常に省エネルギーで効率の高い洗浄が行われます。

対応する自動洗浄の種類

差圧洗浄 タイマー洗浄 常時洗浄 手動洗浄
可能 可能 × 可能
筐体内の差圧を検知して自動洗浄を開始 事前に設定したタイマーのタイミングにより洗浄 詰まりを防ぎ水質を安定させる常時連続洗浄 制御盤の操作による任意のタイミングで洗浄

M100型の仕様

M100型には、主にろ過面積が異なる4つの型式があります。
導入先の求める通水量とろ過精度、水質の状況を適切に判断した上で適切な仕様を選択することが、失敗しないろ過装置選定として重要です。

型式 M102C/M103C M103CL/M104C M104LP/M106LP M104XLP/M106XLP
M108LP/M110P
総合データ
最大通水量* 40㎥/時 80㎥/時 180㎥/時 400㎥/時
原水/ろ過水配管径(JIS10KF) 50A/80A 80A/100A 100A/150A 100A〜250A
標準スクリーンろ過精度 モールデッドスクリーン500, 300, 200, 130, 100, 80ミクロン
最小運転送水圧力 0.2MPa ※必要送水圧力は運用条件により異なリます。
最大運転耐圧 0.8MPa/1.0MPa *機種により異なる。
最大稼動温度 55℃
平均乾燥重量 22kg/25kg 30kg/35kg 90kg/115kg 110kg/158kg
洗浄データ
必要洗浄水量(送水圧力0.2MPa時) 15㎥/時 20㎥/時 26㎥/時 30㎥/時
1回当たり洗浄排水量(送水圧力0.2MPa時) 15L 20L 125L 150L
洗浄時間 6〜10秒 15秒
ドレンバルブ配管径 40A
洗浄起動信号 差圧0.05MPaまたはタイマー
代表的な構成材質*
フィルターハウジング SS内外エポキシ塗装
フィルターカバー SS内外エポキシ塗装および高密度ポリプロピレン
洗浄システム PVC、ステンレス
シール NBR、EPDM
制御系統 アルミ、真鍮、ステンレス、PVC、アセタール樹脂

※最適な処理量は条件により異なります。詳細はお問い合わせ願います。
※ステンレス仕様も用意しています。

※仕様は予告なく変更されることがございます。

フィルトマット M100型
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一覧比較表

※通水量は運用条件により大幅に変わります。

  T型 M100型 S型 E型 OME型
特徴 小型軽量 軽量・簡易 排水量最小 大流量 小型・大流量
目開き 最小 10ミクロン 80ミクロン 10ミクロン 10ミクロン 10ミクロン
最大 500ミクロン 500ミクロン 500ミクロン 500ミクロン 500ミクロン
通水量(最大) 45㎥/時 400㎥/時 400㎥/時 1,800㎥/時 2,250㎥/時
常時洗浄
SLN吸引ノズル適用モデル 利用可能 利用可能 利用可能
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スポット吸引洗浄タイプ 製品一覧