自動洗浄式ろ過装置
フィルトマット
スポット吸引洗浄タイプ
従来ろ過装置、オートストレーナ等の課題に悩む
国内大手企業・自治体をはじめ400社が続々と採用
- 工業
- エネルギー産業
- 上下水道
逆洗でもなく、掻き取りでもない。
強力なスポット吸引だから「高精度ろ過」なのに
目詰まりしにくい
回転する吸引ノズルでスクリーン全面を強力洗浄する、高精度自動洗浄式ろ過装置です。
オートストレーナと類似した仕様・費用・省スペースでろ過性能は単層式砂ろ過レベルというハイパフォーマンス。
逆洗式オートストレーナ等とは異なり、汚れを吸い込んで洗浄することから、長期安定運用が可能。従来型のろ過装置、オートストレーナの欠点をクリアしたベストセラー製品です。
目開き10ミクロン~3mmのスクリーンにて
SS(夾雑物)を除去します
オートストレーナでは頻繁に目詰まりする/ろ過精度が不足する。
砂ろ過ではオーバースペックな上、運用上の手間とコストが重い。
そのようなシーンで最適なろ過装置がフィルトマット スポット吸引洗浄タイプです。
主なろ過対象(原水)
工業用水
河川水
地下水
海水※一部モデル
主なろ過対象(工場・プラント内)
取水
冷却循環水
プロセス水
排水
差圧/タイマーで自動洗浄
スクリーンに汚れが堆積すると、スクリーンの前後で圧力差が生じます。
フィルトマットはその圧力差を検知し、自動で洗浄を行ないます。
洗浄中もろ過を継続可能
フィルトマット スポット吸引洗浄タイプでは、洗浄中もろ過を継続可能です。
排水量が極めて少量のため、洗浄中の流量減少が少なく、ろ過水の供給を継続可能です。
フィルトマット スポット吸引洗浄タイプは
従来型のろ過装置、オートストレーナ等の
課題を克服しました
ろ過装置、オートストレーナ等の運用でこんなお悩みありませんか?
オートストレーナが
頻繁に目詰まりして
現場がいつも振り回される
ろ過水の質が悪く支障があるが
砂ろ過はオーバースペック
ろ材の交換頻度が高く
メンテナンス負荷が大きい
新しいろ過装置を入れたいが
スペースがかなり狭い
フィルトマット スポット吸引洗浄タイプが解決します。
従来型の課題1オートストレーナ(自動洗浄式ろ過装置)が頻繁に目詰まりする
オートストレーナの導入後、運用現場で不満としてあがるのが「頻繁な詰まりの発生」です。オートストレーナはろ過によってろ材に堆積したSS(夾雑物)を自動洗浄する機能を持ったろ過装置ですが、その構造上どうしても詰まりが生じやすいのです。
一般的な逆洗方式
逆洗の場合スクリーン全面を満遍なく洗浄することが困難なため、どうしても汚れが残ります。
絡みついた汚れが堆積し、最終的に目詰まりを引き起こすことになります。
一般的な掻き取り洗浄方式
ブラシやスクレーパーで掻き取る洗浄方式の場合、ブラシの線径が大きいことから目の細かいスクリーンの洗浄ができず、微細ろ過の洗浄には向きません。
詰まる理由はろ過精度×水質に対し、
洗浄性能が低いため
自動洗浄式ろ過装置には、それぞれ洗浄能力の限界があります。洗浄性能の低い装置に目幅の細かいスクリーンを使うと、すぐに詰まりが生じます。
また、水質にも大きく左右されます。長繊維を含む水質、粘性のある水質では洗浄性能が低ければすぐに詰まってしまいます。
他社スクリーン(右)
※スクリーン内外面に、著しい目詰まりが発生
スポット吸引洗浄タイプの高い洗浄性能
厳しい水質の原水に強いのはフィルトマット。
スポット吸引洗浄方式
フィルトマットのスポット吸引洗浄方式では、吸引ノズルがスクリーンの全面を満遍なく吸引洗浄。
面ではなく「点」で吸引することで極めて高い洗浄性能を発揮します。
- POINT1
- 洗浄性能が高いから、目開きが細かくても詰まりにくい。
- POINT2
- 洗浄中もろ過を継続することが可能。
- POINT3
- べたつき、絡みつく難しい水質に対応可能な機種もラインアップ。
従来型の課題2設計したろ過精度より粗いSS(夾雑物)が多く通過してしまう
オートストレーナを通してもろ過精度が低く、水質面でトラブルが生じることも。
一般的なオートストレーナのスクリーン
オートストレーナのスクリーンはスリット式のメッシュであるウェッジワイヤー方式を採用しているものが多く、長方形型の目開きをしています。
スリット式のメッシュは構造がシンプルなためブラシ洗浄方式等に最適ですが、一方で公称目開き以上のサイズの長繊維型のSS(夾雑物)を通過させてしまいます。
フィルトマットのスクリーンは3次元織の高精度品。
同じ公称目開きでも、ろ過水の品質は段違い。
フィルトマットのスクリーン
フィルトマットが採用する畳織式のスクリーンは、縦横方向の目開きに大きな差が無く、安定したろ過が行なえます。一方で、SS(夾雑物)はスクリーンの奥深いところで捕捉されるため、一般的な洗浄方式では異物が除去しにくいデメリットがありました。
フィルトマットのスポット吸引洗浄による高い洗浄性能だからこそ採用できるスクリーン形状です。
比べてわかる
ろ過精度の違い
*他社製オートストレーナとの比較試験事例
他社製ウェッジワイヤ
80ミクロンろ過水
フィルトマット畳織方式
200ミクロンろ過水
従来型の課題3ろ材の交換頻度が高く、定期メンテナンス・交換も一大事
オートストレーナではスクリーンの交換、砂ろ過ではろ過砂の交換が定常的に発生します。
一般的なオートストレーナのメンテナンス
オートストレーナが目詰まりしたら、スクリーンの分解清掃作業が必要になります。また、構造上、定期的に分解清掃が必要です。
交換には手間が掛かり、場合によっては1日作業となるため予備スクリーンの保有が必須となり、突発作業対応の労力だけでなくランニングコストにも影響を与えます。
一般的な砂ろ過のメンテナンス
定期的に逆洗を行ない、ろ過砂を洗浄します。
一般的な砂ろ過は洗浄時にろ過を停止する必要があるため、予備系統を設ける必要性が生じる場合もあります。
また、砂ろ過のろ過精度は運用初期、中期、後期で変動します。
一定のろ過精度を保持するためには、定期的なろ過砂の補充、入れ替えも必要となり、作業は専門業者に委託して数日に及ぶことも。
フィルトマット スポット吸引洗浄タイプでは
水質と目開きがマッチすればほぼノーメンテナンス。
フィルトマットのメンテナンス
フィルトマットはオートストレーナと異なり洗浄性能が高いため目詰まりしにくく、ろ材(スクリーン)の交換が必要になるのは希です。実際に何年も交換せず安定運用しているお客様も多く居ます。
もし交換が必要になっても、誰でもできる簡単な作業で交換できるため、運用が非常に楽であると喜ばれています。
- POINT1
- 詰まりにくく手間が掛からない。
- POINT2
- 万一詰まっても簡単にろ材交換可能。
- POINT3
- 逆洗浄不要。洗浄中もろ過を継続可能。
従来型の課題4高精度なろ過装置は、
スペースの確保が難しく基礎工事も要する
砂ろ過装置を設置するには、十分な面積と土台が必要です。
砂ろ過装置の導入
砂ろ過装置は巨大で重量もあり、通常土台部分に基礎工事が必要です。
スペースの関係上、大がかりなレイアウト変更を要したり、導入が難しいケースもあります。
フィルトマットは設置面積が小さく、基礎工事も不要(機種により異なります)。配管の一部としてフランジ接続するだけの簡単導入。
フィルトマットの導入
既存のオートストレーナからの置換えや、後付けで循環水にろ過装置を導入するシーン等では、省スペース性に優れたフィルトマットが最適です。
大がかりな工事が不要で楽に設置・スムーズな運用開始が可能です。
当社はフィルトマット製品の導入実績400社
国内1,400台の導入実績があります。
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鉄鋼
非鉄金属
食品
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石油
ガス
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精密機器
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その他
フィルトマット スポット吸引洗浄タイプ
製品シリーズ比較
ろ過精度と通水量の範囲イメージ
各機種の特性、搭載するフィルターの目開き、必要な台数構成等を勘案し導入先個別のニーズに最適なご提案をいたします。
一覧比較表
※通水量は運用条件により大幅に変わります。
T型 | M100型 | S型 | E型 | OME型 | MCFM型 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 小型軽量 | 軽量・簡易 | 排水量最小 | 大流量 | 小型・大流量 | 超強力洗浄 | |
目開き | 最小 | 10ミクロン | 80ミクロン | 10ミクロン | 10ミクロン | 10ミクロン | 30ミクロン |
最大 | 500ミクロン | 500ミクロン | 800ミクロン | 800ミクロン | 500ミクロン | 3000ミクロン | |
通水量(最大) | 45㎥/時 | 400㎥/時 | 400㎥/時 | 1,800㎥/時 | 2,250㎥/時 | 500㎥/時 | |
常時洗浄 | ― | ― | ― | ― | ― | 可能 | |
SLN吸引ノズル適用モデル | ― | ― | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | ― | |
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お問い合わせ・ご相談窓口
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水ろ過に詳しい専門スタッフが、1,400台を越えるフィルトマット導入による成功ノウハウを活用し、お客様に最適なろ過装置の選定・導入をお手伝いいたします。価格や仕様など、お気軽にお問い合わせください。