水の使用量が多い工場での省人化ポイント
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工場において人手不足は深刻な課題です。特に大規模な工場・設備のマネジメントをされる方には、人員が減少しても生産を継続できる省人化について取り組みを求められていると思います。
ここでは、省人化の観点から水を大量に使用する工場において取り組める改善ポイントをご紹介いたします。
水を大量に使用する工場で起こりがちなこと
工場では、工業用水や海水など、大量に使用する水を低コストで調達するための原水を用います。
ただしそれは上水道と異なり、多くの固形異物を含みます。そのため各目的に適合した水質に調整(ろ過)した上で利用することになります。このときの「ろ過」において、現場では人手が取られていることがあります。
例えば
- ストレーナーの詰まりを人の手で取り除いている
- ろ過フィルター交換が頻繁に生じている
- ろ過装置の頻繁なメンテナンスが必要
等の状況です。
意外にも、自動化したはずが自動化できていないことも
また意外なのは、そのようなろ過を自動化するためにオートストレーナ等の自動洗浄機能付きのろ過装置を導入したにも関わらず、頻繁に詰まりが生じ、その度に分解清掃や修理業務が発生しているという状況です。
これらは省人化という面のほか、生産活動に必要な水の安定供給を妨げる要因にもなっており、これまでそれが当たり前であった現場の感覚では普通のこととして、意識されていないケースがありますが、これは省人化のチャンスです。
ろ過周りの省人化
水のろ過に関する省人化のレベルとしては、下記段階があります。
あなたの工場は現在どの段階でしょう?

省人化
LEVEL1
ストレーナーや交換式フィルターを使用している
ろ過の省人化に取り組めていない段階。
恒常的に人の手を介して運用している。人依存の状態。

省人化
LEVEL2
オートストレーナを使用している
自動洗浄機能付きのろ過装置を使用しており、原水の水質が清浄で安定している状態に限って言えばメンテナンス頻度が低減している状態。

省人化
LEVEL3
オートストレーナの上位版 フィルトマットを使用している
洗浄力の高いフィルトマットを使用しており、原水の水質が変動しても、オートストレーナに比べメンテナンス頻度を大きく抑制できており、概ねろ過装置の存在を意識せず半自動運用ができている状態。
まとめ
- 工場における省人化対策として、水のろ過装置を見直してみましょう。
- 省人化に最適なソリューションはフィルトマットです。
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