ストレーナとは

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配管において流体から異物を除去するための機器をストレーナと呼びます。ストレーナは配管に接続して用いるもので、スクリーンなどにより固形異物を除去します。

ストレーナの適用対象

ストレーナは主に流体の粗ろ過に用いるものであり、液体、気体、蒸気に対応します。
ここでは液体、特に水処理分野について解説いたします。

水処理分野のストレーナ活用

上下水道、民間工場、発電所、農業、ゴルフ場、プール等、水が必要な分野において広く用いられています。

河川水、湖沼・ため池、地下水、井戸水、海水等から取水した原水をろ過する用途や、工場での用水のろ過、循環冷却水のろ過、配管中の固形物や排水のろ過等に用いられています。

ストレーナの構造

ストレーナは配管に接続する部分と、本体部分、及び容易に取り外し可能なカバーで構成されます。本体部分の筐体内にはスクリーンを持ち、固形異物を捕捉します。

スクリーンの種類

  • パンチングメタル(パンチ穴を開けた鋼板)
  • 金網
  • ウェッジワイヤー

等があります。スクリーンの精度(目開き)は、大きなものでは数mm程度のものから、小さなものでは0.1mm程度のものまであり、水中の固形物除去に用いられます。

ただ、細かい目開きのストレーナは詰まりやすいため、点検清掃頻度および原水の水質などを考慮して、ろ過精度が粗くて良いのであれば自動洗浄機能付きのストレーナ(オートストレーナ)が用いられ、高いろ過精度や安定性を求めるならフィルトマットが最適といえます。

ストレーナの洗浄

ストレーナはシンプルな構造のため、補足した固形異物はスクリーン表面に堆積されます。
そのため定期的にストレーナを外し洗浄することが必要です。

洗浄するタイミング

ストレーナの前後に圧力計、または圧力センサーなどを取り付け、圧力差が規定値より高まらないように定期巡回点検、もしくは遠隔監視を行う必要があります。
固形異物が堆積すると、ストレーナの入口と出口の圧力差が大きくなりろ過水流量が減少しますので、洗浄工程に入ります。

洗浄方法

給水を停止後にカバーを外し、スクリーンを抜き取りゴミを取り出すか高圧洗浄機などで分解洗浄を行います。
目詰まりしている場合は専用の器具や洗剤を用いて、スクリーンを破損させないよう細心の注意を払いながら洗浄します。

ストレーナの課題

スクリーンで除去した固形異物は、手作業で取り除く必要があります。

手軽な操作で分解できるとはいえ、前後のバルブを閉じバイパス経路に切り替えるか、ろ過水の供給を停止した上でのメンテナンスが必要です。
そのため、水質によっては自動洗浄機能付きのオートストレーナが検討されます。

オートストレーナとは

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